ゴルフの斜面のスタンスと打ち方(基本と対策)
ゴルフの斜面でのスタンスと打ち方について、特に、
- 左足下り斜面のスタンスと打ち方
- 左足上り斜面のスタンスと打ち方
を勉強していきましょう。
左足下り斜面のスタンスと打ち方
第1に、左足下がり斜面からのショットは、アマゴルファーが最も苦手としています。
アップダウンのあるコースは、それゆえに嫌いだと公言する人も少なくないのです。
左足下りのライでは、アドレスでのクラブシャフトの構え方、スタンスがキーポイントとなります。
それをマスターすれば、それほど難しい事ではありません。
ゴルフの”左足下り斜面のスタンスと打ち方の基本”では、
左下がりのライはアベレージゴルファーには苦手でしょう。
ダフリが圧倒的に多いからです。
平らなライと全く同じスタンスをして打っていくと、必ずダフってしまいます。
又、ボールを高く上げようとして、右足に体重をかけて構えると、これもミスショットの原因になります。
それでは、左足下り斜面のスタンスのとり方について考えてましょう。
ゴルフの”左足下り斜面のスタンスと打ち方の基本”を次のようにとっていきましょう。
このライを克服していくには、オープンスタンスが第1です。
ウェイトは低い方の足に60~70%。
右膝を内側に押し込んだアドレスの基本を実行しないと、この種の左下りのライを克服出来ません。
そこで、左足下り斜面の打ち方は、気持ちの上では”低いボール”を打つつもりがベストです。
上からボールを押さえつけるような気持ちで、低く打っていくように右膝を押し込み、ダウンスウィングをとると結果的に高いボールが出てきます。
ゴルフでは、頭の中で考える事と反対の事をやってみると、意外な好結果に繋がる事が多いのですが、左足下り斜面からのショットはその代表的な例といえるでしょう。
左足上り斜面のスタンスと打ち方
第2は、左足上り斜面のスタンスと打ち方です。
左上り斜面の場合、ある程度キャリアを積んでくると、左上り斜面のライでダフってしまう事が多くなります。
ゴルフスイングの場合、ダウンスイングでウェイトを左足に遠く移動させようとすれば、ごく自然に上り斜面でも左足は伸びてしまいます。
左膝が伸びてしまうと必ずダフってしまのです。
原因は左膝にあります。
左上り斜面すなわち、左足上がりのライでうまくボールをヒットする対策としては、左足をアドレスの状態のままに保ってスイングする事が、上達する上において大切です。
左上り斜面では、わずかに曲げられた左膝を伸ばすことなく、終始、同じ高さに保ってクラブを振っていきます。
これならダフる事はありません。
左膝が伸びてしまうと、必ずダフってしまのです。
左上り斜面で、左膝を曲げたままダウンスイングを行えば、誰がしてもウェイト移動はほとんど行われません。
上体の巻き戻しと両腕の振りに頼ったゴルフスイングをします。
その分だけジャストミートの確率は高くなってくるのです。
この方がミスは少なくなります。