打ち上げホールのショットは土手にぶつけるイメージ(基本と対策)
打ち上げホールのショットはゴルフスイングの中でも気持ちがいいものです。
しかし、打ち上げショットは妙に力みが芽生えてきます。
決して面白いものではありません。
打ち上げホールのショットを攻略するには、正面の土手の中腹にボールをぶつけるイメージでダウンスイングする事が秘訣です。
ゴルファー心理に逆行したゴルフスイングこそがこの状況での解決策であります。
打ち上げショットの状況で、一番してはいけないスイングの仕方は、前方の斜面の上を高く越えていこうとして、しゃくり上げるスイングをしてしまいます。
打ち上げショットの場合、しゃくり上げれば、ボールは逆に上がらないのです。
高くボールを打ち上げたい時ほど、低めのフォロースルーを実践する気持ちが欲しいものです。
打ち上げショットでは、クラブは下から上へ…ではなく、上から下へ、クラブヘッドを振り下ろすことが秘訣です。
結果としてボールは高く上がって、目標地点に安全に落下します。
それでは次に、ティショットで打ち上げホールのクラブの番手について勉強していきます。
”打ち上げホールの番手は3W”を採用しましょう。
打ち上げホール…という気持ちがミスショットを誘発する事が圧倒的に多いものです。
打ち上げホールの注意点は、明らかにリキミが出てしまいます。
こんなケースでは3W(3番ウッド)でティショットすると良いでしょう。
3Wはロフトは16°位付けられていますから、楽に高いボールが出ます。
よほどの事がない限りボールは、前方のフェアウェイにぶち当たる事はないはずです。
ゴルファーの中には、3Wを使うと恐ろしく飛距離を損すると考えている人がいます。
これは間違いです。
1Wでも3Wでも、同じナイスショットなら10Y前後の差。
1Wの飛距離が200~220Y位の人であれば、キャリーボール自体はほとんど同じです。
あとはランが少し加わるかどうかです。
3Wでティショットした方が得な場合が、たくさんあります。
1Wよりボールの曲がりは少ないし、ミスの度合いも小さい。
危険だな、と思った時には、3Wを使用する方が賢いやり方、秘訣なのです。